「ふらここ」について

創作グループふらここ

はじまり

1977年に牧師夫人であられた湯木尚美さんという方が、雑誌「信徒の友」の童話教室で入選した方がたや「キリスト新聞」のクリスマス童話で入選した方がたのリストから関西近辺に住む童話や児童文学を書きたいクリスチャンに声をかけ、クリスチャン童話作家であり(有名な「南極物語」の原作者)、日本に剣玉を広めた藤原一生先生を講師としてスタートしました。最初は、「ふらここ童話会」という名前で、おもに童話、児童文学を書くことを目的にしていました。が、だんだん小説やエッセイを書く人が増えてきたので、2006年ごろに「創作文芸グループふらここ」と名前を変え、どのような分野のものでも自由に書いてゆこうということになり、論文のようなものや翻訳ものが同人誌に出たこともあります。

メンバー

●会員

作品を書き、添削や例会での合評で作品の評をもらう。同人誌に作品を掲載できる。年会費2千円。

●準会員

会員と同様に例会に出席でき、メンバーたちの作品を読んで批評もし、メンバーたちの研鑽を助ける。同人誌に作品は載せないけれど、発行の際は1冊送付。年会費1千円。

●特別会員

かつて「ふらここ」の活動メンバーで、高齢や病気といった事情により、今はふらここのために祈りで支えてくださっている方々。キリスト教界で大いに用いられているイラストレーターの勝間としをさん、かずえさんご夫妻も特別会員で、同人誌の表紙やカットを毎回くださっています。年会費なし。

●祈りの友

かつて「ふらここ」の活動メンバーで、事情により退会を申し出られた方々。それぞれの方の希望に合わせて、ふらここの情報や同人誌をお送りしたりしている。

例会

例会は、毎年春と秋に、神戸の三宮、市立勤労会館で土曜日に持っています。例会費は、¥1,500ほどを徴収させていただいています。

例会での内容は、講師であられた藤原先生が召天されてからは、合評と学びを会員たちで続けて持ってきました。会員の中には、高校の国語科教師を長年勤めてこられた方、短大の専任講師時代に童話や絵本、読み聞かせのゼミや国語表現法を担当をされていた方がおり、文章の指導をしてくださっています。

元会員だった児童文学作家の大谷美和子さんが講師をしてくださっていたこともありました。2017年秋の会には元会員で児童文学作家として本を70冊以上出版もされている畑中弘子さんを講師に迎え、講演と合評で指導をいただきました。2017年以降は、畑中さんに講師として年1回ご指導を続けていただく予定です。